2024年6月13日、共同創業者の大柴が東京大学の特別講座において、起業家としてのキャリアと弊社のビジネス展望について講演を行いました。
今回の企画は、“ディープテック起業を見据えた、経営共創基盤、KDDI、東京大学エッジキャピタルパートナーズ、松尾研究所や著名起業家などによる講義・フィールドワーク複合の実践的起業家育成講座”である「アントレプレナーシップ教育デザイン寄付講座」の番外編企画として、ハーバード大学卒業後サンフランシスコでRobust Intelligenceを創業した大柴が実体験をもとに日米のビジネス環境の違いやキャリアについて参加者とディスカッションをする趣旨のものです。
アントレプレナーシップ教育デザイン寄付講座公式URL: https://entredu.t.u-tokyo.ac.jp/
講演の概要
日時: 2024年6月13日(木)15:00-16:30
場所: 東京大学駒場キャンパス21KOMCEE EAST
講演者: 共同創業者 大柴 行人
テーマ: 海外で起業するアントレプレナーとしてのキャリア/Robust Intelligenceが取り組むセキュアなAIトランスフォーメーション
講演では、以下のようなトピックをカバーしました。
- 高校卒業後、ハーバード大学への進学、AIの脆弱性という研究分野選定、起業という選択肢をとった経緯
- 自身が感じる日米のビジネス環境の違いや、アメリカで起業することによるメリット
- Robust Intelligenceが取り組むAIトランスフォーメーションの安全性確保と、AIセキュリティ市場の展望
- 制度・政策議論への関与を含め、Robust Intelligenceが日本市場で取る戦略
参加者からは事前質問を含め多くのコメントが寄せられ、最新のテクノロジーを生かした起業や、国外でのビジネス展開についてディスカッションが交わされました。
今回このような機会に起業を志すコミュニティの方々と接点を持つことができたことを大変光栄に思います。
Robust Intelligenceは、ビジネス/政策・制度枠組みの両面で、国内外のリーディングカンパニーや公的機関とともにAIリスク対策を社会実装しています。
End-to-EndのAIリスク管理ソリューションのAIモデル・サービスへの導入だけでなく、直近では日米を中心に各業界の代表企業とのパートナーシップも拡大しています。
- Robust Intelligence、日立ソリューションズと協業しAIガバナンスを支援
- Robust Intelligence、東京海上ディーアール社と日本企業のAI活用支援を目指す協業を開始
- Robust Intelligence Partners with CrowdStrike to Bring Our Real-Time AI Security Telemetry to Falcon LogScale
- ZD NET - ニュータニックス、「Nutanix Kubernetes Platform」「GPT-in-a-Box 2.0」など発表--「.NEXT 2024」基調講演
- クラウドWatch - NEC、DX事業強化に向けた新ブランド「BluStellar」発表 “Value Driver”への転換図る
また、理事社・事務局社として関わるAIガバナンス協会でも、AIの開発者・提供者・利用者を幅広く含む会員各社と共同でAIガバナンス実装に向けた知見交換・意見発信を行ってきました。
AI技術だけでなく制度にも深い知見を持ち、過去、AIスタートアップとして異例の2回にわたる自民党AIPTへの登壇・AIトラスト確保のための「第三者検証」に関する提言を行ったほか、直近の6月10日にも、AIガバナンス協会(AIGA)において村井英樹内閣官房副長官・AI戦略チーム長とRI共同創業者・AIGA理事である大柴が今後の日本のAIガバナンス制度のあり方について最新動向の紹介を交え議論するセッションをメインとしたイベントを開催しています。
Robust Intelligenceは、今後とも、セキュアなAIトランスフォーメーションを世界中で実現するべく製品・リスク研究・制度の各側面で最先端の取組を続けていきます。
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