APEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議に合わせて2023年11月17日(現地時間)にスタンフォード大学で実施された、岸田内閣総理大臣と韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と日韓スタートアップ企業関係者との車座対話に共同創業者の大柴行人が出席しました。
- 首相官邸ウェブサイト:「総理の一日」令和5年11月17日 米国訪問 -3日目-
- 外務省ウェブサイト:「岸田総理大臣のスタンフォード大学における日韓行事出席」
注目を集めるAIスタートアップ
Robust Intelligenceは、AIの脆弱性に関する研究を行っていたハーバード大学の研究者らが2019年に創業しました。2021年、2022年2年連続で米国調査会社 CB Insights が選ぶ「世界で最も有望な AI スタートアップ 100 社『AI100』」、2022年のAndreesen Horowitz Data50「The Worldʼs Top 50 Data Startups」、2023年の東洋経済新報社「すごいベンチャー100」に選出されるなどAI・機械学習の技術力を有するスタートアップとして注目を集めています。
サンフランシスコに本社を置き、かつてGoogle・MicrosoftでAIのリスク検証を手がけた技術者・研究者などの知見を結集してAIリスク管理プラットフォームを開発・提供しています。
日本では2021年頃から事業展開を始め、AIリスク管理分野のリーディングプレイヤーとして、技術力を活かしたAIリスク検証、ガバナンス構築支援などの側面で、東京海上ホールディングス、NEC、楽天グループ、LINEヤフー、リクルート、SOMPOホールディングスなどの日本企業のAI活用をサポートしています。
日本社会でのAIガバナンス構築・AI活用推進のために
Robust Intelligenceは、日本国内においてもAIリスク管理ソリューションの提供にとどまらず、産業界全体でのAIガバナンスのあり方についても様々なステークホルダーとコミュニケーションをとっています。
2023年の上半期は、企業のAI活用を推進するための「第三者検証」の考え方について、自民党・公明党の勉強会にて提言するなどの活動を行いました(当時のプレスリリースはこちら)。
また、直近では、政府が策定に向けた議論を進めるAI事業者ガイドラインの有効性担保のための「AIガバナンス認証制度」の構想の賛同企業として名を連ね、2023年10月末に設立されたAIガバナンス協会の活動にも参画するなど、国内での望ましいルール・ガバナンス構築に向けたマルチステイクホルダーの議論に参加しています。
私たちRobust Intelligenceは、今後とも、AIリスク管理・AIガバナンスをリードするスタートアップとして、高度な技術的・制度的知見を活かして企業・組織のAI活用を支援してまいります。